子供の金融教育。難しいですよね。
自分自身ですら、最近勉強を始めたばかりなのに・・・
お金について考えだした人ほどこう考えてしまうと思います。
今回は我が家で実施している【家庭内給与制度】の
ご紹介と子供の反応・親も勉強になる部分について書きます。
家庭内給与制度って?
そもそも【家庭内給与制度】とは、
簡単に言えば【子供のお小遣い】です。
でも普通のお小遣いとは少し違います。
普通のお小遣いとは、
【決まった時に決まった額をもらう】
【何かお手伝いをしたときにもらう】
のパターンが多いかと思います。
【家庭内給与制度】は
【決まった時に頑張りに応じた額をもらう】
というものです。
具体的にどうするの?コマツナ家Ver
コマツナ家の【家庭内給与制度】の支給パターン・判断基準は
〇支給日:毎週日曜日
〇支給額:一週間の頑張りから支給額を検討
〇判断材料:毎日作成する予定表の実行度※後述
お手伝い・家事への貢献度
日々の努力←この評価が難しい!
これらの条件でお小遣いを支給します。
支給日と支給額について
まず、支給日を毎週日曜日としている理由は
月曜日から新たな気持ちで頑張れるように
これにつきます。
楽しく過ごした休日から学校に通う月曜日に代わる時には気持ちを切り替える必要があるから。
大人も一緒ですよねwww
つづいて、支給額についてですが
我が家はおもちゃのお金で10~500円の範囲で支払い額を決めています。
おもちゃのお金を使っている理由は
子供にとって貯めることがゲーム感覚になればいいなと思ったからです。
「貯まるのが楽しい!」となってくれたら嬉しいですからね。
これにはもう一つ理由があって、
子供に欲しいものが出来たとき家族内の仮想通貨的扱いが出来るからです。
子「〇△(2500円)が欲しい」
コマツナ「じゃおもちゃのお金1500円貯まったらね」
といったように、現実の金額に足りなくても交渉次第で手に入れることができます。
こうした理由は、お金を沢山貯めるのが目的ではないからです。
〇モノを手に入れるには我慢が必要
〇モノを手に入れるにはお金が必要
この2つを感覚的に身に付けて欲しいからです。
判断材料について
判断材料は以下です。
〇判断材料:毎日作成する予定表の実行度
お手伝い・家事への貢献度
日々の努力
まず、【毎日作成する予定表の実行度】についてです。
コマツナ家では、毎晩寝る前に次の日の予定表を自分で考えて作ります。
朝起きて何をするのか。
学校、お手伝い、勉強、遊び、ゲームなど
子供は自分は何がしたいのか、何からやるのか。未来を想像して考えます。
これは大変オススメです!
自分で考えた予定は不思議と守りますw
この予定表をちゃんと実行できたか。
というのを評価します。
続いて、【お手伝い・家事への貢献度】
これは予定表には入れていないお手伝いをしたり、買い物に行ったときに荷物をもったり、掃除を手伝ったり
など進んで手伝いが出来たら評価が上がります。
最後が、【日々の努力】
これは「何かした」というわけではないが日々している努力に対する評価です。
例えば、「言われなくても次の行動が出来る」、「近所の人にちゃんと挨拶できる」などです。
子供の反応
楽しそうにやっています( *´艸`)
「毎週お金がもらえる」 「頑張れば沢山もらえる」 「使わなければ貯まっていく」 「欲しいものが買える」
といった理由があると思います。
毎週日曜日にお金を渡すたびに、貯金箱からお金を出していくらあるか数えています。
可愛いですね( *´艸`)
外出時に欲しいものや、やりたいこと(ゲームセンターなど)でも
「〇〇くんのお金はいくらある?その中ならいいよ」
と言って自由に遊ばせます。
少しおねだりされますが、(我が子は可愛いですからねwww)
この制度でお小遣いを渡すようになってから素直に受け入れているように感じます。
この感覚はとても良いことですよね!
親の勉強になること
この【家庭内給与制度】を運用する上で大変のはここです。
支給額を定額にしていない分、しっかりと子供の行動をみて評価をしてあげないといけません。
この評価は子供が頑張ったと感じていることに正当な評価をしてあげる必要があります。
これがやってみると難しい!
何ができて、何ができないのか。
何を頑張っているのか。
何ができるようになったのか。
アピールしていることは何か。
これらを把握しなければ、子供からしたら
「お父さんは何も見てくれていない」
となってしまいます。
自分も会社ではこうやって評価されているのか?なんて考えてしまいますねwww
つまり・・・オススメですwww
【家庭内給与制度】について書きましたが、
子供のお金に対する感覚を養うためにはとても良い方法だと思います。
親も子供の成長をより意識することにも繋がります。
コマツナ家のやり方は一例ですので、
子供の年齢、親の考え方でいろいろアレンジ可能です!
では( `ー´)ノ
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