【家カフェ】電動ミルっているの?手動VS電動どっちがいいの?

オススメ・便利アイテム
この記事は約11分で読めます。

コマツナについて

目指すはカフェ開業!

カフェ開業に向け勉強中のコマツナです。

日々コーヒーライフをより楽しむ方法を模索しています。

共有したい!共有すべき!

と思えることについてこの場で共有していきたいと思います。

暖かい目で読んで頂けると嬉しいです。

今回はコーヒーミルについて

今回はコーヒーの豆を挽く「ミル」

これを購入しようするときに悩むだろうポイント

ミル購入のお悩みポイント

・「電動」ミルっている?

・「手動(手挽き)」と何が違うの?

そんな悩める人の背中を押せるような記事に出来ればと思います。

家でコーヒーを飲むのに電動ミルは必要?

「必要」か「必要ない」かの二択をするならば

【必要ない】

です。

豆を挽いてドリップして飲む

という流れを家の中で

一日数回、家族分行うだけなら

手挽きのミルで、量はもちろん、時間だってかかりません。

※あくまでコマツナの主観で、紹介するミルを使用した場合です。

ならなぜ家庭用の電動ミルがあるのでしょう?

わかりやすい理由は

・少しでも時間を短縮できる

・「電動」ってなんかカッコイイ

・一度に多くの豆を挽ける

挽きたてを飲める

でもこれらの理由の最後の

挽きたてを飲める

以外は、そもそも【粉】で買ってくれば解決しちゃうんですよね。

じゃ電動ミルなんて家でコーヒーを飲むのには要らないじゃん。

・・・

待ってください!

ちゃんとあります。

家で電動ミルを使う本当の理由!

それは、

家でも電動ミルを使う理由

・好みの味を安定して作れる

・豆の個性をより引き出せる

・挽きたて飲める

です。

この中でコマツナが一番メリットと感じるのは

「好みの味を安定して作れる」

これがなぜ電動ミルのメリットと言えるのか。

それは、一定の回転数、パワーで動作できるからです。

手挽きのミルは、人間が動かすわけですから、

終始同じスピード、力加減で動かす。

ということは難しいです。

次の

「豆の個性をより引き出せる」

というのは、好みの問題になりますが、

電動ミル(※ここではみるっこ)で挽くことで

粉の粒子が均一に揃い、微粉も少ない【粉】の状態を作り出すことが出来ます。

この「均一」・「微粉の少なさ」が

豆の持つ個性をより引き出してくれるんです。

・・・と、熱く個人の感想を語ってもあれなので、

それぞれのメリットとデメリットを簡単に紹介したいと思います。

手動のメリット・デメリット

手挽きミルのメリット

・コンパクト

・1~2杯分を挽くことに特化したものが多い

・メンテナンス(分解/清掃)が簡単

おしゃれ

手挽きミルのデメリット

・少量でも挽くのに時間がかかる

・粒度や微粉量の調整が難しい(※動かし方に左右される)

・一度に多くの豆(40g以上)挽くのは大変

 ※2回に分ける必要もある

・浅煎りの豆を挽くのが大変

 ※浅煎りの豆は固い

という感じです。

デメリットに上げたポイントは、選ぶミルによってデメリットでは無くなることもあります。

例えば、手挽きミルの最高峰「コマンダンテ」とか。


ま、当然高いです。

今この記事を読んでる方からすれば意味の分からない商品かと思います。

でもこれ・・・憧れます。。。

電動のメリット・デメリット

電動ミルのメリット

・早い

・一度に多くの豆を挽ける

・粉の粒度が均一

・微粉が少ない

カッコイイ

電動ミルのデメリット

・電源が必要※乾電池・充電式もある

・手挽きミルに比べて大きい

・使用時に音が出る

・メンテナンスが若干複雑/面倒

高い

電動ミルのメリット・デメリットは正直何を買うかで変わってきます。

電動ミルにも、2000円以下の物から


数万円するもの

20万近くするものまであります。※これはエスプレッソ用のほぼ業務用ですが・・・


カッコイイですよね。

と、様々なものがあるわけですが、コマツナが使用しているのは


フジローヤルのみるっこです。

個人的には、このくらいの価格帯・機能を持ったミルを使うことが

電動ミルの良さを確実に実感出来て、

かつ

手挽きミルの良さも感じることが出来る

両方のメリットを感じることの出来るポイントだと思います。

少し高いかもしれないですが、

損をしたと感じないことが一番大事だと思います。

では本題、「手挽きミル」と「電動ミル」の比較に使う

コマツナが使っている各ミルについて紹介します。

手挽きミル代表【最高のコスパ】タイムモア C2

コストパフォーマンスを考えるなら

はじめて買う手挽きミルならこれ一択でしょう!

価格はそこそこですが、刃が金属製であることで

手挽きミルの中でも軽く挽くことの出来るものです。

粒度も細かく調整できるのが嬉しいポイント。

見た目もオシャレですよね。

カウンターにそっと置いておくだけでも絵になります。

Twitter


電動ミル代表【もはや業務用】フジローヤル みるっこ

買って損無し!

間違いない家庭用電動ミルです。

これはもはや業務用です。実際、店舗で使っているカフェもあります。

特徴として【早い】【静か】【粉が均一】

一度使ったら離れられません。

Twitter


いざ比較!

比較方法としては、

事前に粉の粒度を合わせ

他の条件は同じになるようにドリップします。

そして、その2つを飲み比べるというシンプルなものです。

性能面(粒度の揃い具合、挽く時間、動作音)を

比較検証している記事は他に詳しいものがあると思うので探してみて下さい。

気が向いたら今後動画で解説してみようと思います。

今回はあくまで、挽いてドリップしたコーヒーを比較してみます。

Twitter

さて、いきなり結果です。

比較結果

〇手挽きミル:タイムモア C2

 苦味がキリッとして雑味が味に厚みを出している

 参考:8g挽くのに約30秒

〇電動ミル:フジローヤル みるっこ

 角がなく苦みがマイルドで甘みを強く感じる

 参考:8g挽くのに約5秒

という感じです。

この差はミルの何が影響しているのかというと、

刃の形状の違い

タイムモアC2の刃はコニカル刃と言われる形状をしています。

対してみるっこの刃は、グラインド式と言われる形状です。

見た目が全然違うのがわかるかと思います。

しかしこの形状の違いがどう影響するのでしょうか?

ざっくりと言ってしまえば

豆の砕かれ方

がポイントです。

刃の形状から、手挽きミルのC2は豆を切る(カット)するようにして粉にしています。

みるっこは砕くようにして粉にしてます。

この、「切る」と「砕く」の違いから

粉の粒子の面の数微粉の量に差が生まれます。

手挽くミルのC2の方が、粒子の面数は多くなり、微粉も多く発生します。

これにより、コーヒーの成分(味)はより出やすくなります。

「成分が出やすくなる」と言われるとなんか良い気がしますよね?

でも考えてみて下さい。

豆を粉にする際、粉の粗さ(粒度)を決めますよね?

これは、コーヒーの濃さだったり、どんな器具を使うかで選ぶと思います。

基本的には、

粉を細かくすれば濃く

粉を粗くすればさっぱりとした味わいになるとされています。

粉の面が多くなると、見た目が同じ粒度に見えても

お湯と触れる面が多いのでコーヒーの成分は多く溶け出します。

また、微粉はとても細かな粒のことですから、多くの成分が溶け出します。

微粉の量の違い:機械にできて人にできないこと

刃の形状によって微粉の量が変わることは前述していますが、

「手挽き」と「電動」の違いも微粉の量に影響します。

なぜか・・・人には出来ないことが機械には出来るからです

それは、

一定の力・速度で回すこと

です。

回転速度よりもこれがとても大事です。

刃の嚙み合わせはバネやギアで調整されていますが、

力の入れ具合で多少変化します。

それにより粉の粒度も微妙に変化してしまいます。

速度も同様です。

特に手挽きミルは、ハンドル部分と回転刃を繋ぐシャフトの固定精度が低く

高速で回そうとすると刃と刃の当たり方が変化します。

これらの理由から、手挽きミルによって挽かれた粉は、

粒度のバラつきや微粉が増えるのです。

つまり

「手挽き」であり「切る」ことで粉としているタイムモアC2では

粒の面数と微粉が多くなり、より多くの成分が溶け出したことで、

【苦み】や【雑味】を感じやすいコーヒーとなったのです。 

家でコーヒーをどうやって楽しみたいのか?

手挽きミルと電動ミルを比較したわけですが、

この問題。

どちらが良いかというより

「コーヒーをどうやって楽しみたいか」

というポイントがとても重要になります。

例をあげるなら

・毎回安定した味で飲みたい

好きな豆、濃さ、風味にこだわりのある人なら

こういう楽しみ方をしたい人もいるでしょう。

・毎回の変化/工程を楽しみたい

コーヒーをこれからもっと楽しみたい、始めたばかりという人は

まずは、コーヒーを飲むまでの工程を楽しみつつ、

1つ1つの動作や器具の違いを感じることもコーヒーの楽しみ方の1つと言えるでしょう。

結局どっち?

・まだミルを持っていない。

・これまでミルにこだわっていなかった。

という人は、ちょっと高めの「手挽きミル」を使ってみることをオススメします。


・毎日何回もコーヒーを飲むので、手挽きで挽くと味が安定しない。

・何種類もコーヒーを飲み比べしたい。

など、1ステップ上の楽しみ方をしたいという方は

少しお高めな「電動ミル」を買ってコーヒーライフを強化しましょう!


良いものを使えば、それはちゃんと違う世界を見せてくれますよ!

では

HOME

コメント

タイトルとURLをコピーしました